バイク未経験のアラフィフがいきなり大型二輪免許を取ってみた理由!?
2022年某日、私の運転するクルマが信号待ちしている交差点を、1台のハーレーが独特のマフラー音を上げてゆったりと横切って行きました。
フルフェイスのヘルメットだったので推測ですが、そのライダーはたぶん若者。
ただ純粋に、とてもカッコ良かったです。
「そういやバイクって乗ったことないなぁ」と思いながらも、すでに50歳手前という現実を前に、何だかモヤモヤした気持ちに。
「もう、遅いか。。」
「いや、まだ間に合うか!?」
これまでもぼんやりと繰り返してきた葛藤。
よし、今度こそ教習所へ行ってみよう!
結構な決断でしたが、通ってみるとあっという間。
そして教習所へ通い出してから33日後、
ついに免許証の欄に「大自二」の印字が追加!
歳を重ねてきたからこそ心得ている新しい世界へ挑戦することの大切さと苦しみ。
そこで!
もしあなたが今、バイクに興味を持っているにも関わらずまだ挑戦していないのであれば、この記事が参考になるかも知れません!
この記事ではバイク未経験50歳手前の筆者が、いきなり大型自動二輪免許に挑戦してハーレー乗りとなったその経緯と経験をまとめています。
この記事を読むと、人は誰でも何歳からでも自分だけのバイクライフが始められると気付けます!
まだまだこれからの人生、バイクとガレージライフを楽しみたいと考えるすべての大人たちへ贈るメッセージ!
建設業会社員|二級建築士|愛車XL883L
ブログ『メリーガレージ!』運営者。
バイクガレージが大好きな趣味ブロガー。
ガレージライフをワクワクすること、いろいろやっています。
ミドルエイジのバイク初心者はバイクへ挑戦する動機を整えよう!
50歳手前のバイク未経験者であるにも関わらず、僕が大型バイクの免許を取得しようと思った動機は以下の通りです。
同年代の方、或いはまだまだたっぷりと時間のある若者にも参考にして貰えれば嬉しいです。
大型バイク取得への動機
バイクのガレージライフに憧れていた
ハーレーダビッドソンに乗りたかった
とあるツイートが行動を促してくれた
流行りものに辟易してきた人生だった
挑戦しない事が最大の失敗だと知った
1.バイクのガレージライフに憧れていた
ガレージライフって憧れますよね!?
よく分かんないけど何かカッコいい。
私もすでに建てたお家に6帖ほどのインナーガレージを設けましたが、初めからクルマのためのガレージではなく、ただシャッターのある秘密基地が欲しかっただけ。
将来的にはバイクにでも乗ろうかなぁ、バイク1台ぐらいなら十分なスペースだよね、ぐらいには思っていました。
しかしこの時点で私は、原付バイクにすら乗ったことの無い「なんちゃってガレージ野郎」です。
いつかバイクの免許を取りに行こう!と、ぼんやりと思うだけの「いつかやるおじさん」です。
それから相変わらず、バイクには1度も跨ったことが無いまま7年の月日が経ちました。
放っておけば、たぶん10年でも20年でもこのままでしょう。
いつやるの!? 俺。
いつ始まるの!? ガレージライフ。
あの時つくった「なんちゃってガレージ」が、今本当にガレージになる日が来たのです。
2.ハーレーダビッドソンに乗りたかった
私はバイクに全く詳しくありませんが、ハーレーダビッドソンぐらいは知っていました。
というか、自分がカッコいいと思うバイクはみな、ハーレーだと思ってたくらい。
よくよく調べてみるとそうじゃない事は分かりましたが、それでも調べれば調べるほど「ハーレーか、ハーレー以外か」でしか判断できない。
今さらバイクに乗りたいからには、スピードを出したり峠をくねくね攻めたい訳じゃありません。
ただ優雅に、ゆったりと走りたいだけです。
しかし、バイクは家族での移動手段としてはクソ不便だし、ましてハーレーなんてバイク初心者が扱いやすさで選ぶ乗り物ではありません。
いずれにせよ、快適性を求める場合はクルマの方が良いに決まっているので、合理的な考えとは切り離して検討する必要があります。
だからこそ、この歳まで手を出せずにきた。
3.とあるツイートが行動を促してくれた
おじさんと自負する年齢にもなると、若い頃のように「いつか挑戦してみよう」では済まされない「制限」という現実が押し迫ってきます。
ここで諦めちゃうのか、チャレンジしてみるのかは大きな分岐点。
この頃、私が目にしたツイートがこちら。
まぁ、考えさせられましたよね。
何歳からでも、いつからでも、早いとか遅いってあるんでしょうか。
残りの人生、いつでも今日が一番若いに決まってます。
もしかして、人生って思ってたよりも長いんじゃね!?となりました。
4.流行りものに辟易してきた人生だった
子供の頃から「おニャン子クラブ」がセーラー服を脱がされかけた時も、「TRF」が恋愛こそ人生の宝探しだね!なんて世紀の就職難も何のそのしてた時も、いったい何が良くて流行っているのかがさっぱり分かりませんでした。
何せ私はロックンロールしか好きじゃなかった。
でも、AKB48がフライングゲットしてる頃にふと思ったのです。
たとえ流行り廃りでも、ミーハーだと言われても、こんなにも多くの人に受け入れられるからには何か理由があるはずだ、と。
それを確かめもせずに拒絶するのは、もしかしたら人生を貧しくしているんじゃないか、と感じるようになりました。
奇しくも2020年~2022年は空前のバイクブーム。
中古車も新車価格を上回る勢いで人気です。
この時期にバイクを始めた私は間違いなく周りから「ミーハーおじさん」の称号を得ているでしょう。
でも良いんです!
新しいコト、楽しいコトに出会えたから!
5.挑戦しない事が最大の失敗だと知った
10代の頃は、人生なんて時間がたっぷりあって、未来に向かって何にでも挑戦できるもんだと安易に考えてました。
でも実際には10代の自由って全然不自由で、20代の頃はお金が足りなくて、30代では仕事の方が面白くて、40代では家族の事が最優先で、50代では今さら勿体なくなって、60代では気力が足りなくなって、70代では体力が追いつかずに、
結局いつ挑戦するんだろう?ってそんなイメージ。
最近の若くて聡明な方々は、10代や20代で「今」に向かって挑戦している印象です。
私も少々遅くなりましたが、バイクという趣味に挑戦したいと思い立ちました。
バイク初心者のミドルエイジでも初めから大型二輪免許を取ろう!
バイクの免許には50cc以下の原付、125cc以下の普通自動二輪小型限定、400cc以下の普通自動二輪、排気量制限なしの大型自動二輪とありますが、
ハーレーなどの排気量の大きなバイクに乗るためには、大型自動二輪免許が必要です。
バイク未経験でも大型教習がOK!
私のように自動車免許を持っているだけの人は、技能31時限+学科1時限の教習が必要です。
普通自動二輪免許や小型限定免許を持っていると学科免除+技能教習はそれぞれ12時限、20時限になります。
逆に言うとバイク未経験者でも、いきなり大型自動二輪免許の教習がOK!ということ。
もちろん、普通自動二輪免許(400ccまで)をまず取得して、大型自動二輪免許にステップアップするのもアリです。
しかし教習所はバイク運転の基礎を教えてくれるところであり、卒業したからと言って運転技術や安全を保証してくるところではありません。
バイクの場合、現行法で路上教習が禁止されているため、実際に公道を走ることでしか学べない大事なことがいくつも残されています。
したがって、決して大型自動二輪よりも普通自動二輪の方が安全で事故を起こしにくいから取得しやすい、という訳じゃないんです。
はじめから大型教習がおすすめ!
いずれ大型バイクに乗りたいのであれば、これから教習所へ通うミドルエイジにおすすめなのは、『いきなり大型自動二輪免許』です。
なぜなら、効率的だから。
ステップアップして大型でも、いきなり大型でも、実は教習内容に大して差がありません。
これは私が教習所で実際に体験したこと、普通自動二輪教習の生徒と話したこと、教員の話を聞いたことの総括でもあります。
ちなみに新しい資格を免許証に追加する手続きって免許センターでやりますが、概ねどこの地域も平日しか受け付けてないので、コレがかなり面倒!
つまりステップアップして大型を取得する場合、免許更新に二度も平日を費やすことに。
私は正真正銘、50cc以下の原付にも乗ったことのないアラフィフで、人生で初めてバイクに跨ったのが教習所のCB750というスタートでした。
そんな私でも、手っ取り早くハーレーに乗りたいがために初めから大型自動二輪免許に挑戦し、特に大きな不安もなく卒業できたので問題ありません。
これから教習所へ行ってバイクの免許を取るなら、一般教習よりも「合宿免許」がおすすめ!
なぜなら、私が経験した一般教習では、いつ卒業できるか予定が立たなかったから。
合宿免許なら短期集中で計画性を持ってバイク免許の取得が目指せます!
バイク初心者のミドルエイジには中古バイクショップ選びが超重要!
バイクは納車まで結構な期間を要するので、購入の検討は免許習得と同時かその前にやっておくことがおすすめです。
せっかく免許を取ってもバイクに乗れない期間が長くなると、特に初心者は教習所で覚えた感覚が薄れてしまいます。
新車を選ぶメリット・デメリット
もちろん予算や時間に余裕があれば新車で間違いありませんが、バイク初心者のミドルエイジには勇気の要る決断になりそうです。
新車を選ぶメリット
オーナーという所有感が格別
ディーラー保証が受けられる
ゼロからカスタマイズを楽しめる
リセールバリューが見込める
新車を選ぶデメリット
車両価格が高額になる
納車までに長期間を要する
傷つけた時の精神的ダメージが大きい
中古車を選ぶメリット・デメリット
趣味の範囲で費用対効果を考えると、使う金額以上にバイクを楽しめる価値があるかどうか。
私はバイク初心者で、さらに体力的に衰えも感じている年代なので中古車から探しました。
中古車を選ぶメリット
カタログじゃなく実車から選べる
新車よりも車両価格が比較的安い
新車よりも納車までの期間が短い
中古車を選ぶデメリット
好みのバイクに出会えるかは運次第
車検切れで試乗できない場合が多い
保証範囲外の故障リスクがある
前オーナーのカスタムや癖が付いてる
中古車はショップの見極めが重要
新車と違って中古車選びでは、売っている車両の個体差が大き過ぎるので販売店・ショップの存在が大変重要になります。
でもバイク初心者がショップの良し悪しなんて分かるハズがありません。
少なくとも私には全く分かりませんでした。
そんな時はネットで情報を漁るよりも、バイクに詳しい知人に聞いてみるのがおすすめです。
そんな知人などいない!
という方は、地元で10年以上営業しているバイクショップを訪ねてみるのが良いでしょう。
この記事を読まれる40代以上のミドルエイジならご存知でしょうが、会社を10年以上経営してるって結構スゴイことですよね?
地元で決算を10回以上もやってきた会社なら、少なくとも無責任な販売はしないと思います。
ちなみに私は、知人の勧めでレッドバロンで購入しました。
レッドバロンは直営店舗が在庫を共有しているのでお目当てのバイクが見つかり易いし、全国どこにでも店舗があるので遠方に出かけても提携するロードサービスの安心感が違います。
バイク初心者アラフィフは任意保険の大切さを知っている!
任意保険が大事すぎて今さら記述することもありませんが、念のため簡単にまとめておきます。
ちなみに強制加入の自賠責保険とは、バイクを運転中に他人を死亡させたりケガをさせたりした場合、その「相手」に補償される保険です。
自賠責保険が相手に補償する内容
1人あたり死亡が最高3,000万円まで
後遺障害が最高3,000万円まで
(経系統に著しい障害を残して常時介護が必要な場合は最高4,000万円)傷害が最高120万円まで
クルマと違ってバイクは生身の体をさらけ出して走っているので、事故や転倒時にはほぼケガをする事になります。
でも自賠責保険では自分のケガを何1つ補償してくれません。
自賠責保険で補償されないこと
自賠責保険の補償を超える相手の補償
対物(相手の車両、ガードレールなど)
自分のケガ、治療費
自分のバイクの修理費、レッカー代など
これらはすべて自己負担!
通常、自己負担とは任意保険料を指し、実費はその保険内容から補償されますが、加入してなければ本当に自己負担で賄うしかないです。
働き盛りのミドルエイジなら趣味を愉しむ一方で、万が一の際の入院治療費や休業補償費なども考えておかねばなりません。
たとえ初心者でも『大人のバイクライフ』を存分に楽める!
バイクに乗って何がしたいか?
って結構大切なことですよね!?
バイクは移動自体が楽しい乗り物ですが、どのルートを通ってどこへ向かうのか、目的地で何がしたいのかも合わせると楽しみが尽きません。
バイクの楽しさの1つにメンテナンスやカスタムがありますが、バイクを格納するガレージがあればバイクライフはもっと豊かになります。
そしてガレージ自体が暮らしと楽しさの拠点に!
これからの家づくりはガレージライフを中心に検討するのがおすすめです。
★バイクガレージを作ろう!
★ガレージをおしゃれ空間にしよう!
★ガレージライフを楽しんでみよう!
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