


はじめまして!
『家づくりは小さく、住み心地は大きく!』をテーマにブログ運営している「ぱんだ」です!
この記事では、注文住宅で小さな家づくりを始める人へ向けて、後悔しないマイホームを手に入れるために知っておきたい住宅購入の流れについて詳しく解説しています。
小さな家づくりは、家族が豊に暮らせる工夫があったり、住宅ローンの支払いを楽にするメリットがあります。
この記事を読むことで、注文住宅の家づくりで大切な場面ごとに必要な知識が得られ、全体の流れを作る事ができる様になるので、せっかくの注文住宅で後悔をしたくない人は是非、参考にして下さい!
まず初めに、多くの人が今『小さな家づくり』を選ぶ4つの理由を知る事で、自分に合った家づくりであるかどうかを再確認しましょう!
選ばれる理由①
小さな家は子供との距離が近いです。それは子育ての負担も軽減される目の届く範囲。多感な時期には狭さが裏目に出るかも知れません。しかし悩みや変化に気づいてあげられる可能性が高まります。そして巣立った後はまた夫婦二人です。だんだん歳も取ります。むしろそれからの人生の方が長い。その時にちょうど良い家のサイズ、検討してみませんか?
選ばれる理由②
仕事の状況で収入が激変することがあります。仕方のない理由でせっかくのマイホームを手放すこともあるかも知れません。また、月々の返済にゆとりがないと学資や式典など家族のライフイベントに対応しにくいと言った心配もあります。元気な内に無理のない範囲で支払える住宅ローンを組むために、無用に大きな家、本当に必要?
選ばれる理由③
小さな家は日々の掃除が楽。なぜなら掃除する対象範囲がそもそも小さいから。また、際限なく物を置くスペースも取れないので必然的に整理整頓の行き届いた住まいになるしかない。そして小さい家は、冷暖房などのランニングコストを低く抑える事ができ、建物としての維持費・メンテナンス費用についても将来的な見通しも良いです。
選ばれる理由④
建物の大きさに多額をかけるよりもバランスよく予算が配分されたアウトドアリビングでは、家族の行き来が住まう楽しみ方の1つです。今どき庭でバーベキューなんて近所迷惑の可能性もあるので、せめて外のテーブルへ持ち出したい手料理やお酒があったり、ずっと愛でて居たい草花を楽しんだり、お家の内外の連続性も楽しみたいです。
お金があれば誰でも簡単に満足のいく大豪邸を建てることが出来るし、お洒落やセンスさえも買うことが出来る訳ですから、「限りある予算の使い方」という点が重要なポイントです。
住宅ローンの負担がライフプランに影響しにくい快適な住まいを手に入れるため、『小さな家づくり、大きな住み心地』をモットーに、コンパクトなライフスタイルの愉しさをとことん追求しましょう!
ここから、注文住宅で家づくりを目指すロードマップを6つのステップで解説!
STEP.1は何ヶ月かけてもOKです。
STEP.2以降から15ヶ月で完成というイメージです。
▼失敗しない注文住宅のロードマップ!
小さな家づくりを成功させるには、初期段階から広範囲で様々な情報を収集することが大切!
イメージ作り①
失敗しない家づくりの極意、それは情報収集から始めること。
そして情報を整理し、情報を共有することで、次の正しい行動へ繋がる選択肢が見えてきます。
『家づくり手帖』を作れば、住宅会社のカタログからお気に入りの写真をスクラップしたり、営業マンの印象や訪れた場所などをメモしておく事で、後で思い返したり思考を整理するのも楽!
▼家づくり手帖の作り方はこちらで解説!
イメージ作り②
様々な制限もありますが、「必要なもの」と「必要でないもの」の絞り方にはちょっとしたコツがあります。
そして家づくりの知見を養うのに最も最適なのが、間取りをたくさん見ること!
大手ハウスメーカーでも30坪以下の間取り実例がたくさんあるので、ぜひ見比べて自分にとって大切な暮らしは何かを見つけてください。
▼30坪以下の間取りのポイントを解説!
イメージ作り③
小さな家づくりの基本的な情報収集は、やはり住宅雑誌がメインです。
お洒落なインテリア家具やセンスあふれるお家の写真を眺めると、家づくりのモチベーションが特に上がります。
また、インテリア雑誌や住宅情報誌の他にも、住宅に関する書籍をいくつか読んでみることで家づくりの価値観を高めることが可能。
▼場面別で参考になる本をピックアップ!
イメージ作り④
理想の家づくりは理想のインテリアである場合も多く、それは素敵な家具のレイアウトからの逆算で家づくりがスマートに進む場合もあります。
お洒落なインテリア、失敗しない家具選びは、家づくりにおけるこの初期段階のイメージがとても重要!
▼失敗しない家具選びはこちらで詳しく解説!
イメージ作り⑤
よく見かける「いきなり住宅展示場へは行くな!」は正しくないです。
普通に考えて、雑誌やネットの情報だけで家づくりを始めるのは恐怖でしかありません。
モデルハウスがどんなに夢と魔法の国であったとしても、ひとまずハウスメーカーの最新設備や性能を知っておいて何も損はしないし、自分がどんな点に妥協すべきかイメージが湧きます。
▼失敗しないモデルハウス見学を解説!
イメージ作り⑥
実は、家づくりという行動がブログ運営のテーマにすごく良く合います。
なぜなら家づくりを考えたその日から、その楽しさや苦悩のすべては、家づくりを考える次の人へ向けた貴重な情報となるから!
住宅購入で悩んだことや取り組んだこと、解決したことや消化したことなど、大勢の人があなたの経験談を待ってます!
▼住宅ブログの始め方をとことん詳しく解説!
小さな家づくりで叶えたい暮らしのイメージがある程度できたら、住宅の購入計画に充てる事が出来る大まかな予算を検討しましょう。
予算ポイント①
多くの人にとって、一生に一度の大きな買い物となるマイホーム購入計画では、まず相場を知りたい!という意見も多く、現状の収入で大丈夫かどうか心配な方も多いはず。
土地代を含む注文住宅の購入価格の相場から、世帯年収別にこれからの新築一戸建てを検討してみましょう。
▼年収別 住宅ローンのシミュレーションはコチラで詳しく解説!
予算ポイント②
マイホームに必要なお金には、主に5つの項目があります。
▼注文住宅の見積内訳についてさらに詳しく解説!
予算ポイント③
住宅ローンには民間ローンの商品と、住宅金融支援機構と民間の提携によるフラット35とがあり、それぞれ特徴が異なるので自分にあった返済期間や返済方法を検討します。
▼住宅ローンの選び方について詳しく解説!
予算ポイント④
家づくりにおけるお得な制度は大よそ3つのタイプに分けられ、それぞれの性質を理解して適用条件を満たす場合は積極的に活用したいところ。
また最新の情報や新制度も交えて、適用条件や金額のほか、申請スケジュールの確認も忘れずに!
小さな家づくりの条件が固まってきたら、要望を叶えてくれそうな住宅会社をリサーチしよう!
土地から探す場合は住宅会社に一緒にお願いするか、個別に不動産屋へ依頼するかの判断も必要ですが、最初はどっちも視野に入れた方が良い情報を集めやすいです。
住宅会社を探す①
土地と建物の両方を住宅ローンで計画している場合は、土地探しと並行して家を建てる住宅会社も選定する必要があります。
なぜなら、気に入った土地が見つかった時点で家の建築工事費も一緒に住宅ローンの審査に通す必要があるから。
そしてこの時、ラフプランであっても予定する住宅の平面図や立面図などが無いと、住宅ローンの審査は受けられないので注意が必要です。
▼土地の探し方についてはこちらで解説!
住宅会社を探す②
注文住宅の家づくりでは情報収集が大切!とは言っても、無作為に範囲を広げてしまってはとんでもない労力となります。
一方で、ピックアップした住宅会社の数が少なすぎると、その後の選択肢が減ってしまうのも事実。
ただ闇雲に住宅会社をピックアップしても仕方がないので、「なぜ、その会社に興味があるのか」について選定基準を設けてみましょう。
なお、ハウスメーカーへ資料請求する際は、各社のHPから毎回個人情報を入力するのが面倒であれば、一括お取り寄せサービスが便利です!
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家づくりを考え始めたらまず、希望する地域で対応可能なハウスメーカー各社から、カタログをまとめて無料でお取り寄せ!最新情報で比較検討に役立てよう!
家づくりノートのスクラップにもおすすめ!
ここまでに家づくりを依頼したい住宅会社の候補が出そろったら、次に各社から出された提案を比較していこう!
実際に担当者の話を聞いてみたり家族会議を繰り返したり、このステップでは気になる会社を2~3社に絞り込んでいきます。
この辺に至ると、いよいよこちら側も詳細な情報を提供しなければなりません。
土地の有無、予算、スケジュール、プランの要望など、しっかりと伝えて営業マンと意思疎通を図りましょう!
比較ポイント①
間取りプランでは建築面積や高さなど、図面で表現されるあらゆる数字を比較する他、生活動線について暮らしやすさのイメージを比較します。
比較ポイント②
構造の安定として工法や耐震等級、劣化の軽減、維持管理・更新への配慮、温熱環境として断熱等性能等級など、住宅会社の標準として備わっている基本的な部分を比較します。
比較ポイント③
システムキッチンやバス、洗面室やトイレといった住宅設備機器の仕様や機能は、暮らしの快適さを形成する大切な比較検討ポイント!
比較ポイント④
おおよその要望を叶えるために必要な金額は一体いくらなのか、単純に合計金額を比較しがちですが注意も必要!
概算見積はあくまで概算なので、正式に契約できる見積ではありません。
むしろ「コレに含まれていない項目は何か?」、「あとどれくらい予算が必要になるのか?」といった点に着目して担当者と打ち合わせしよう!
比較ポイント⑤
これから長期間に渡って支払い続ける住宅ローンという大きな買い物にあって、契約のハンコを押す直前の瞬間に思うことは、会社規模への安心感でもプラン内容への満足感でもなく、ましてキャンペーン値引き額でもない、ただ、目の前に居る営業マンが誠実で信頼できるかどうかです。
手に入れたい土地が決まり、住宅会社の候補も絞れたら、いよいよ家づくりも佳境を迎えます!
ここからは特に神経をすり減らす作業が続きますが、何としても根気強く乗り越えたいところ!
契約ポイント①
その後も引き続き、取得予定の土地に沿った形で間取りプランや仕様について住宅の内容を詰めて、ある程度の最終段階的な調整を残したまま、依頼したい住宅会社1社を決めて工事請負契約を結びます。
契約ポイント②
買いたい土地の情報と住宅のラフプランとを合わせて、住宅ローンの事前審査を通します。
住宅ローンで主流なのは『財形住宅融資』『フラット35』『銀行ローン』の3つ!
1つだけにこだわらずに併用するパターンも検討してみるのがおすすめ!
金利タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
変動型 | 金利が安い | 将来的に金利が上がる可能性もある |
固定期間選択型 | 一定期間、金利変動の影響を受けない | 選択した期間を過ぎた後の金利情勢が定かではない |
全期間固定型 | 返済中、金利上昇の心配がない | 低金利時代が長びくと変動型よりも多く返済していることに |
二段階固定 | 収入の伸びに合わせて返済計画を立てられる | ライフプランが実情とそぐわない場合もある |
契約ポイント③
この時、同時に土地の売買契約を結び、事前に土地の強度を担保する調査資料がなかった場合は地盤調査を実施します。
土地の所有権を得てはじめて地盤調査や整地に着手できます。
契約ポイント④
実は、家づくりはまだまだここからが正念場!
間取りの詳細や内装材、外装材、住宅設備機器の仕様などを事細かに決めていく作業が続きます。
住設メーカーのショールームを見学して実際の質感やサイズ感を確かめたり、壁紙1枚にしても膨大なサンプルの中から選択しなくてはなりません。
契約ポイント⑤
住宅ローンを申請する都合上、住宅会社と工事請負契約をすでに取り交わしていますが、それは「大まかな枠取り」だと思って下さい。
実際はそこから増額や減額があって、その根拠となるのが契約後に調整してきた詳細なプランの仕様1つ1つの積み上げ、という事になります。
漏れが無いか、余計なものは無いか、意味の分からない工種内訳はないか、本当に必要なものばかりであるか、我慢して減額できる要素はないか、一生に一度の買い物と言われる意味を嚙みしめて、何度も念入りに確認しよう!
工事請負契約とは、何も工事金額だけに限った話ではありません。建設業法では『工期』も請け負い範囲になっています。したがって著しい工期遅延は契約不履行とも成りかねないので、住宅会社の都合に振り回されないよう、工程表もしっかりと提出してもらいましょう!
注文住宅の家づくりもいよいよ最終局面!
ここまで来れたらあとはもう、手抜かりなく1つ1つ着実に進めていきたい!
留意しておきたいこと①
住宅プランが確定したら、住宅会社より自治体や民間審査機関に建築確認申請が行われ、工事がスタートします。
この後に気が変わって住宅プランの内容に大きな変更があると、再申請となって追加金額が発生するので注意が必要!
留意しておきたいこと②
ここで住宅ローンの本審査を申し込みます。
事前審査が済んでいるので問題なく融資が下りる前提で進められますが、実際には土地の仮押さえに必要な手付金や、工事着工時の着手金、中間金など一部の支払がすでに始まっている点に注意。
分割融資やつなぎ融資についても注意しよう!
留意しておきたいこと③
工事途中で重要なポイントとなる箇所や、引き渡しの際の検査にはちゃんと立ち会って、損傷や不具合な箇所がないかしっかり確認しましょう!
工事が完了したら工事完了届に署名捺印をして、鍵を受け取ります。
留意しておきたいこと④
新しいお家で新生活を快適に始めるには、事前に家具や家電のレイアウトを決めておいたり、新たに必要なものを購入したりと、準備がとにかく目白押し!
新築戸建てへの引っ越しの場合、マンションとは違う手続きや段取りもあるので注意が必要です。
30坪以下のコンパクト住宅を目指す『小さな家づくり』では、得られるメリットと引き換えに注意しなくてはならない点も多数あります。
この記事では、6つのSTEPに分けて解説しました。
たくさんの情報収集と情報整理は、家づくりに確かな力強さを与えてくれます!
そのために重要となるのが、
「どうやって有益な情報を忘れずに、合理的に家族と共有できるか?」という点。
『家づくりノート』を作ろう!
家づくりは長期戦!
まずはスロースタートで、じっくり検討する期間が大切です。
『家づくりノート』を作れば、
家族でイメージを共有しながら打ち合わせを進めることが可能!
▼家づくりノートの作り方をとことん解説!
それでは良い家づくりを!
~ Fin ~